「メロい芸人」とは
「メロい」の意味
メロいという言葉が、若者やSNS(X、TikTokなど)を中心に広がり、特に推し活の文脈でよく使われています。
メロいとは、その名の通り「メロメロ」が由来で、”メロメロになるほど魅力的で、かっこいい、もしくはかわいい”といった意味を持ちます(動詞は「メロつく」)。
好きという気持ちや可愛いと感じる溢れる感情を「メロい」と表現し、主に女性目線で語られます。
このメロい、という言葉、一体いつから流行り出したかというと、だいたい2024年頃から一気に使われるようになり、2025年に浸透したようです。
お笑い芸人にも使われる「メロい」
アイドルだけでなく、お笑い芸人に対しても「あの芸人がメロい」といった表現を耳にする機会が増えています。
最近の例では、ラジオでエバースの佐々木さんがメロいと言われているという話があったり、SNSではこたけ正義感さんやフースーヤの田中ショータイムさんがメロいという声が見られます。
実際のアンケート調査による「メロい芸人ランキング」を見ると、女性目線の投票ということもあり男性芸人が多く選ばれていますが、単純な「イケメン」の枠には収まらない独特の魅力を持つ芸人が並んでいます。
2025年のメロい芸人ランキングは以下の通りです(参照 : LIPS labo)。
1位 レインボー・池田直人
2位 ヒコロヒー
3位 こたけ正義感
4位 さや香・新山
5位 かまいたち・濱家隆一
6位 モグライダー・芝大輔
7位 アルコ&ピース・平子祐希
8位 アインシュタイン・河井ゆずる
9位 令和ロマン・高比良くるま
10位 ラランド・サーヤ
ランキングを見ると、男性芸人が多い一方で、ヒコロヒーさんやラランド・サーヤさんといった女性芸人も選ばれています。
また、単純なイケメン要素だけでなく、「ちょっとした哀愁」「セクシーさ」「母性本能をくすぐる可愛さ」など、多様な魅力が「メロい」に含まれていることが分かります。
レインボー・池田さん、ヒコロヒーさん、アルピー・平子さん、ラランド・サーヤさんが同じランキングに並ぶのは「メロい」ランキングならではで、この言葉がいかに広い意味合いを持っているかが伝わってきます。
ニューヨークのYouTubeチャンネルが調査、メロい芸人ランキング
また、お笑いコンビ・ニューヨークも、YouTubeで「メロい」という用語について取り上げています。
それまでメロいという言葉を知らなかった二人が、メロいと言われている芸人の写真や、自身が持っている写真を見ながら、「どこがメロいか」「メロいとは何か」を考察。
ギャップ萌え、オフ感、コンビ間の関係性などがキーワードとして挙がっています。
その後、さらに「メロい」を深掘りし、実際に、ニューヨークチャンネルの視聴者だけでなく広くお笑いファン含め、一万人規模に調査した、メロい芸人ランキング2025を発表。
しかも、「ベスト100」という膨大なランキングで、これはもはや「メロい芸人とは」という領域を超えて、「メロいとは何か」ということについて垣間見えるランキングとなっています。
ニューヨークチャンネルの調査による、メロい芸人ランキングの上位10位が、以下の芸人です。
画像 : ニューヨークチャンネル
カベポスターの永見さんや真空ジェシカの川北さん、ロコディの堂前さんなど、まさにお笑いファンに聞いたとしか思えない、絶妙なランキングになっています。
そして、M-1以後、その雰囲気や品性によって人気に火がついているドンデコルテの銀次さんが、一気に3位に。M-1がなかったら、トップ100にも入っていないくらい無名だったのではないでしょうか。
それから、もともと名前も挙がっていたエバースの佐々木さんが、圧倒的な1位に(町田さんは47位)。佐々木さんは、小柄で可愛いのに、中身は体育会系で男らしい、といったギャップが「メロい」と映るようです。
M-1と一切関係なく、唯一ピン芸人でベスト10に入っているこたけ正義感さんはさすがの人気。
女性芸人では、ラランドのサーヤさん、ヒコロヒーさん、紅しょうがの稲田さん、ヨネダ2000の誠さんなどが挙がっています。
全体を通してみると、「メロい」の要素として考えられるキーワードとしては、やっぱりギャップ、あとは眼鏡、知性、セクシーさ、可愛さ、コンビ仲、といったあたりが挙げられそうです。
このランキングは普通に興味深く面白いので、有益なエンタメやマーケットの「情報」としても、ニューヨークチャンネルの大規模メロい芸人調査を参考にする人は多いかもしれません。
