エピソード

霜降り明星せいやのバイトの失敗談

霜降り明星せいやのバイトの失敗談

折り紙が折れない、忙しくなったらすぐパニックになるなど、不器用な面のある霜降り明星のせいやさん。

その極端な不器用さゆえに、学生時代に行なっていたアルバイトも「すぐクビになった」と言います。

バイトの失敗エピソードも多く、たとえば、「折り紙が折れない」という話も、直接バイトの失敗に関係しています。

紙を折る、ということが苦手なせいやさんは、トイレットペーパーの三角折りができず、三角になるように破っていたことから、清掃の仕事をクビになったこともあるそうです。

【検証】せいやがオリガミ折れへんってホンマ?

また、うどん屋でバイトしていた際、パニックで皿を大量に割って店長に激怒された、というエピソードも有名です。

そもそも、ピークタイムでオーダーがいっせいに入るとパニックになり、「カレーうどん」にルーだけ入れ、うどんを忘れる、ということが頻発。店の人から、「ここ何屋やねん、次やったらクビやぞ」とよく怒られたと言います。

普段、「うどんを忘れる」失敗をしたときには、オープンキッチンから、お客さんがスープを混ぜながら麺がないのに気づいて怒っているのを見つけるたびに、せいやさんは、慌ててザルの麺を持っていき、「うち、こういうシステムなんです」という顔でカレースープに入れていたそうです。

しかし、あるとき、そのお客さんが、たまたま店の社員で、「明日もし同じミスしたらクビやぞ」と激しく叱られます。

クビになる、絶対失敗できない、絶対失敗できない、と強迫観念的に思いすぎたせいやさんは、パニックになってラックを倒し、お皿を一気に40枚以上割ってしまいます。

しかも、そのお皿はお盆のときに使う懐石用の皿で、せいやさんのミスによって店はお盆の営業ができなかったそうです。

他にも、店の自動皿洗い機に皿を入れすぎたことで、不具合が生じ、爆発しかけたこともあり、せいやさん自身、「死ぬかと思った」と振り返っています。

ネタやフリートークのときのせいやさんは、器用にこなし、頭の回転も早いものの、日常では不器用で生きづらく、人それぞれに合う天職というのがあるのだとつくづく感じさせるエピソードです。