雑学

芸能人の緊張や不安の解消方法

芸能人の緊張や不安の解消方法

オードリーの冠番組『あちこちオードリー』では、心の処方箋として、ゲストの芸人さんやタレントさんなど、様々な芸能人や有名人が、自分の緊張や不安をほぐす方法、メンタルを維持する習慣などを紹介するコーナーが、2022年5月より開始。

以下は、その心の処方箋のコーナーから、出演者が語る精神面の対処法を紹介したいと思います。

イワクラ(蛙亭)「タイムスリップ」

蛙亭かえるていは、吉本所属の男女コンビで、コンビ結成は2011年です。

ツッコミで男性の中野さんと、ボケで女性のイワクラさんのコンビで、共にNSC(大阪校34期生)出身です。

蛙亭の同期には、ミキの亜生さんや空気階段、オズワルドなどがいます。

蛙亭のイワクラさんが、『あちこちオードリー』で、リラックスして収録に挑む方法として紹介したのが、「タイムスリップ」です。

収録前などに、自分で、未来からタイムスリップしてきたと錯覚させるように演技をする、と言います。

自分は未来から今に来た、このタイムスリップによって、もう一度やり直せる、という感覚になり、心が軽くなるとのこと。

日常でも、タイムスリップは効果的で、たとえば、ラーメンの前で、ラーメンのある時代か、と思うことで、ラーメンに感謝できるようになると言います。

山添(相席スタート)「ギャンブル」

相席スタートは、吉本所属の男女コンビで、コンビ結成は、2013年です。

ボケ担当が、女性のケイさんで、ツッコミ担当が、男性の山添さんです。ネタ作りは山添さんが行なっています。

ケイさんは、NSCの東京校13期生、同期芸人は尼神インター、ピスタチオなど、山添さんは、14期生で、同期芸人は、インディアンス、EXITのりんたろー。さん、ダイタクなどになります。

山添さんは、クズ芸人やサイコパスなキャラで人気となっていますが、その山添さんの心の処方箋が、ギャンブルです。

パチンコを打っていると無になって頭が整理されるので、番組のアンケートも、パチンコを打ちながら書いているそうです。

また、ギャンブルと言うと、お金が減っていくだけでマイナスの影響しかないと思われがち。

しかし、ギャンブルによって喜怒哀楽色々な経験をさせてもらったので、お金が減っているだけではない、と山添さんは語ります。

礼二(中川家)「幼い子供」

中川家といえば、初代M−1チャンピオンでもある、礼二さんと剛さんの兄弟漫才コンビです。

弟の礼二さんが、『あちこちオードリー』に出演した際に語っていた、心のリラックス法が、仕事から帰ってきて、無邪気な子供の様子を見ていること。

二歳の息子がいる礼二さん、疲れて家に帰ると、その息子が裸になって駆け回っていて、そんな光景を見ていると、色々と考えることが、どうでもええわ、気楽にやろう、となっていくと言います。

春日さんも、我が子が、最近アンパンマンを覚え、でもアンパンマンとは言えずに、「マン」と呼び、丸いものはなんでも「マン」と呼んでいる様子を見ると、今日スベったこともどうでもいいや、と思えてくるそうです。

剛(中川家)「舞台」

一方、中川家の兄、剛さんは、劇場の仕事、舞台が心の処方箋になっていると言います。

舞台だと、中川家の漫才はアドリブも多く、10分、15分のあいだ、好きに喋っていられるので、なんなら仕事とも思っていないくらいにリラックスできるそうです。

これは、相方で兄の礼二さんが、上手に受け止めてくれるという兄弟漫才ならではの感覚もあるのかもしれません。

高橋ひかる「おじさんの話」

女優、タレントの高橋ひかるさんは、ラジオ好き、特にオードリー好きのリトルトゥースとしても有名です。

その高橋ひかるさんが、仕事の移動中にほっと一息つく心の整え方が、「おじさん」の話を聞くこと。

おじさんというのは、親戚の叔父ではなく、いわゆるオジサン。芸人さんのラジオや、岡田斗司夫さんのジブリ解説なども聞いているそうです。

寝る前に、Netflixなどで映画やドラマを見ると、悲しくなってそのまま宇宙の果てを考えてしまうと言うひかるさん。

でも、オジサンの話を聞いていると、「なんやねん、この話(笑)」と思いながらも、心はリラックスされるそうです。

これはオジサンだけでなく、オバサンも、そうかもしれません。よい意味で、現実的で身近な話をしてくれるので、心がふわっとどこかへ行って悲しくなっていくのを防ぐ効果があるのではないでしょうか。

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