雑学

せいやとアグネス・チャン

せいやとアグネスチャン

お笑いコンビ霜降り明星のせいやさんは、歌手のアグネスチャンさんの大ファンでも有名です。

霜降りのラジオでは、アグネスチャンさんの名曲『ポケットいっぱいの秘密』という曲名に合わせた、「ポケットいっぱいの秘密のコーナー」という謎のコーナー(通称「ポケひみ」)も行っていたほどです。

せいやさんは、1992年生まれ。同世代の人たちが好きな歌手としては、オレンジレンジやレミオロメン、サスケなどが多かったようです。

確かに、オレンジレンジの『花』やレミオロメンの『3月9日』、サスケの『青いベンチ』など、歌詞とメロディがぱっと思い浮かぶようなヒットソングがあります。

一方、せいやさんが好きなミュージシャンは、ザ・スパイダース、ザ・テンプタース、ザ・タイガース、チェリッシュ、ザ・ゴールデン・カップス、ザ・ワイルドワンズ、ゴダイゴ、海援隊など、1960年代の音楽が青春を彩ったようです。

そのせいやさんが、特に好きだったミュージシャンが、14歳くらいの頃にファンクラブにも入会している、アグネスチャンさんです。

学生時代は、毎日のようにアグネスチャンさんのブログ(「アグネスちゃんこ鍋」)にメッセージを送り、母親よりもさらに年上であることから、ほんまに意味わからん、と泣かれたこともあったと言います。

誰にも共感してもらえないものの、一人でレコードを集め、カラオケでもアグネスさんの歌を選曲。せいやさんが、アグネス・チャンの曲を歌っているときに周りがジュースを入れにいく、という青春時代。

高校時代、いじめに遭っていたときも、アグネス・チャンさんの歌に励まされたと言います。

霜降り明星のYouTubeチャンネル『しもふりチューブ』では、アグネスチャン・スペシャルとして、思う存分アグネスの曲をせいやさんが歌っていたこともあります。

せいやさんが、アグネスさんと初めて対面したのは、番組のドッキリ企画でした。

そのときの様子は、アグネスさんがブログにも綴っています(せいやさんに感動)。せいやさんは絶叫し、「高校生から大好きで」「アグネスさんと同じ時期に生まれたかった」と語ったようです。

それにしても、世代が全く違うせいやさんが、一体なぜ、いつ頃からアグネスさんの熱烈なファンになったのでしょうか。

ナイツの塙さんに、「好きになったきっかけは?」と尋ねられた際、せいやさんは、「ほんとに分からないんです、気づいたら好きで」と回答。「卵焼き好きなきっかけって覚えてないじゃないですか、気づいたら好きになってる」

ただ、強いて言うなら、もともと昔の曲が好きで、その流れのなかでアグネスチャンさんの曲とも出会い、アグネスさんの曲を聴いているとき無性に体が熱くなったそうです。