あの日のかな、それともこの日のやつかな【おいでやすこが】
あの日のかな、それともこの日のやつかな
ユニットコンビのおいでやすこがが、2020年のM-1グランプリ決勝で披露した歌ネタ漫才に出てくる歌詞の一節。最初、米津玄師の『Lemon』の雰囲気で歌い出し、知らない曲になる。
概要
お互いピン芸人のおいでやす小田さんと、こがけんさんが、ユニットコンビとして組んだおいでやすこが。2019年に結成され、2020年のM-1グランプリでは決勝に進出、ファーストラウンドをトップで通過し、最終決戦を経て、準優勝となります(このときの優勝はマヂカルラブリー)。
このM-1決勝でおいでやすこがが披露した歌ネタの一節が、「あの日のかな、それともこの日のやつかな」という米津玄師さんの『Lemon』のパロディー風の歌です。
漫才の内容としては、ボケのこがけんさんが、カラオケに行ったときに歌っても、なぜか盛り上がらないので、自分の歌っている曲を聴いてほしい、と小田さんに言い、その歌が、最初の入りだけは誰もが知っている有名な曲のようなのに、後半から絶妙に歌詞やリズムがずれ、ツッコミの小田さんが、動きも交えて激しく突っ込む、というものです。
以下は、漫才のネタ中に披露された曲の歌詞になります。
・アルコール除菌 消毒手洗い リメンバー(『さんぽ(『となりのトトロ)』)
・見つめ合うときはビューティフルデイ 決まってビューティフルデイ(サザンオールスターズ『TSUNAMI』)
・あの日のかな それともこの日のやつかな(米津玄師『LEMON』) *「どっちなのかな、東のかな、それとも西のかな〜」がこの前にある。
・(世界に一つだけの花のイントロのあと)墓石を荒らす、ならず者たち(『SMAP『世界に一つだけの花』)
・(前奏は分からないと思うけど歌に入ったら分かると思うので、という前振りののち)グッバイサンデー ほら来たマンデー 休憩チューズデイ
他にも、大塚愛さんの『さくらんぼ』の替え歌らしき曲などもあり、最後は、小田和正さんの『さよなら』を、そのまま歌います。
歌詞と曲のずれ具合が絶妙であり、またこがけんさんの歌唱力が抜群で、普通に「歌がうまい」と評判です。ネタのオチにある、真面目に歌っている『さよなら』も美声が際立っています。
こがけんさんのYouTubeチャンネル『こがけんチャンネル』では、星野源さんの『うちで踊ろう』で、ハモリをする放送回もあり、コメント欄に「うまい」という声も多く寄せられています。
【こがけん】星野源さんの歌に重ねて歌ってみた
ちなみに、このM-1のネタで披露した「グッバイサンデー ほら来たマンデー 休憩チューズデイ」の曲を、シンガーソングライターの岡崎体育さんがリメイクし、話題となりました。
おいでやすこがの”GOOD BYE SUNDAY”を歌ってみた pic.twitter.com/KMjLcTVkLg
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) December 21, 2020
単なるカバーではなく、後半に歌詞も追加されたオリジナル版で、だいぶ格好いい曲に仕上がっています。