ラジオ用語

ミッフィーちゃん【オードリー】

ミッフィーちゃん

オードリーのラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』で、番組最後の締めの言葉として言われる。若林が、「ミッフィーちゃん」と言い、春日が、「このあとまた夢でお会いしましょう、アディオス」と言う。「おやすミッフィーちゃん」から、縮んで、「ミッフィーちゃん」に変化した。

概要

オードリーのラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』の最後、いつも決め台詞として、若林さんが「ミッフィーちゃん」と言い、春日さんが、「このあとまた夢でお会いしましょう、アディオス」と言います。

春日さんの台詞はまだ雰囲気として理解できるものの、若林さんの「ミッフィーちゃん」は、ラジオを聴いていても、意味がよくわかりません。

まず、この「ミッフィーちゃん」は、あの有名なキャラクターのミッフィーちゃんのことです。

ただ、それでは一体なぜミッフィーちゃんかと言うと、もともとは、「おやすミッフィーちゃん」と言っていたのですが、おやすミッフィーちゃんが省略され、「ミッフィーちゃん」となります。

そして、この「おやすミッフィーちゃん」が登場した理由としては、ミッフィーちゃんの口の「×」が挙げられると若林さんは言います。

炎上した際に、今後は、余計なことは言ったらだめだよ、口にバッテンだよ、という意味合いで始めたことのようです。

若林正恭:最初はね、口がバッテンでしょ?ミッフィーちゃんって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:だから、炎上した時に、次の週あたりから余計なことを言っちゃダメよ、っていう意味で「おやすミッフィーちゃん」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:これはだから、自分に向けて言ってんのか、リスナーに向けて言ってんのか、分かんないで始めてましたね。

春日俊彰:ああ、そう。

若林正恭:最初の頃は、「おやすミッフィーちゃん」って、指も出してたかもしれない、見えてなくても。

春日俊彰:ああ、やってたかもね。

出典 : 『オードリーのオールナイトニッポン』2022年10月1日

こんな風に、おやすミッフィーちゃんの意味は説明しているものの、本人たちも、いつから始めたかはっきりとは覚えておらず、いつの頃からか、おやすミッフィーちゃん、と言い出していたそうです。

加えて、春日さんの締めの言葉が先にあり、「自分も終わりの言葉がほしい」と若林さんが思っていた、という背景もあったようです。

また、若林さんとミッフィーちゃんで言うと、若林さんが大学時代、姉の筆箱を使っていて、その筆箱がミッフィーちゃんデザインだったことから、入学してまもなく、前の席の女子に、「筆箱、ミッフィーちゃんなんですね」と言われたことがありました。

しかし、ずっと男子校だったため、驚いた若林さんは、教室から走って出てしまった、というエピソードがあります。

筆箱も荷物も置いたまま出てきてしまったことにより、授業を受けられず、柱の影に隠れ、みんなが教室から出ていったのを確認してから荷物を取りに行ったそうです。

若林さんとミッフィーちゃんとの関連では、このエピソードが有名なので、このおやすミッフィーちゃんのお別れの挨拶誕生との直接的な繋がりはわかりませんが、最初に発したときに、そういったことも脳裏にあったのかもしれません。

ちなみに、この縁から、過去には、パジャマやペンケース、クッションなど、オードリーのオールナイトニッポンとミッフィーちゃんのコラボグッズも作られています。