雑学

フジモン軍団のマハロ

フジモン軍団のマハロ

芸人の世界には、たけし軍団を筆頭に、先輩芸人をリーダーとした「軍団」と称されるような様々な集まりがあります。

そのお笑い界の“軍団”の一つに、フジモンこと、FUJIWARAの藤本さんをリーダー格とした「軍団マハロ」があります。藤本さんの個人事務所が「株式会社マハロ」でもあることから、「(株)マハロ」と番組内でいじられることもあります。

そんな風に番組でいじられた結果、マハロという名前が知れ渡ってしまったこともあり、店の人に領収書をもらうときに笑われることもあるそうです。

このマハロという変わった名前は、ハワイの言葉で、「感謝」「賞賛」「敬意を払う」といった意味があり、日常的な会話の際には「ありがとう」を意味します。

マハロの綴りは、「Mahalo」で、分解すると、「Ma=in(のなかに)」「ha=breath(息)」「alo=front、face(〜の前に、顔、共存)」となります。ハワイでは、「ha」が「呼吸、生命、魂、神の息吹」を指し、Mahaloは、「あなたが神の息吹のなかにありますように」ということを表現しているそうです。

ちなみに、ハワイの挨拶の言葉として有名な「アロハ」は、綴りがAlohaで、この言葉にも、マハロと同じく、Aloとhaが含まれています。

とても短い”Aloha”という言葉ですが、これを分解してみると、Aloは顔、表面、面前、存在等の意味があり、 Hā には息(呼吸)という意味があります。古代ポリネシアでは、挨拶する時にお互いの額と鼻を合わせ、鼻から大きく息を吸う事で息を交換し合っていました。お互いがその瞬間にそこに出逢った事を喜び、互いの生命の尊さを確認し讃え合う。まさに魂から純粋なる愛を交換する事が挨拶だったのです。

出典 : アロハが持つたくさんの意味

なぜフジモン軍団の名前がマハロなのかと言うと、そもそも藤本さんがハワイ好きであることに由来します。

マハロの主要メンバーには、千鳥のノブさん、とにかく明るい安村さん、パンサー向井さん、ジャンポケのおたけさんなどがいます。

マハロのメンバー

千鳥ノブ、かまいたち濱家、とにかく明るい安村、フルポン村上、パンサー向井、ジャンポケおたけ、デニス松下、コロチキナダル、ライス関町、GAG坂本

特に右腕として藤本さんが頼っているのが、ライスの関町さんだそうです。

一方、以前『ロンドンハーツ』の企画で、慕っている先輩の一位に安村さんは有吉さんを、向井さんは又吉さんを、おたけさんは中川家の礼二さんを挙げていたことから、フジモンさんはショックを受け、隠し撮りされた飲み会の席では、自分が死んで葬式の際は「1位、藤本」という紙を棺桶に入れてほしい、そしたら天国で嬉しくて笑っているから、と愚痴を零していました。

また、マハロとは違いますが、藤本さんは、ラランドのサーヤさんやランジャタイの国崎さんと仲が良く、三人で「ひとつ屋根の下」という名前のグループLINEもあることを公言しています。

この「ひとつ屋根の下」という名前は、離婚して一人暮らしだった藤本さんのために、サーヤさんと国崎さんが藤本さんの自宅に行って一緒に鍋をしていたことに由来します。