川瀬名人はM-1以外の仕事は断っている
お笑いコンビゆにばーすの川瀬名人は、人一倍M-1グランプリに情熱を傾けていることでも有名で、M-1で優勝したら芸人を引退するとまで公言しています。
それほどまでにM-1にこだわるのも、そもそも川瀬名人は、「M-1で優勝するために」芸人になった、という経緯があったからのようです。
――川瀬さんはかねて「M-1を優勝して引退する」と公言しています。そこまで強い思いを抱いているのはなぜですか。
川瀬 そもそもM-1で優勝するために、僕は芸人になったからです。大学で何年か留年していた時に、甲子園球場で高校球児たちが涙を流す姿に感動して、「僕もそれぐらい頑張れることがあったら」と思ったんです。その年たまたま見たのがパンクブーブーさんの優勝したM-1で、「これだ」と思った。だから優勝してしまったら、もうそれ以上続ける意味はないかな、と。
そのM-1への情熱をいっそう物語るエピソードとして、M-1以外の仕事には出ない、という川瀬名人の逸話があります。
千鳥の『相席食堂』に、ゆにばーすがゲスト出演する際、相方のはらちゃんが一人で出演し、川瀬名人がいないということがあり、その理由というのが、川瀬名人には、M-1以外の仕事には出ない、というポリシーがあるからのようです。
はらちゃん曰く、 M-1以外の番組に出ないというコンビの契約も整っているとのこと。
千鳥の大吾さんも、「聞いたことある。あの子はM-1だけ出たいんよな。で、優勝したら引退するって言ってるから、漫才はM-1のためにするけど、ロケは関係ないんだ。」とコメントしています。
大吾さんは、この件で、川瀬名人のことを、「アイスピックぐらい尖っている」と称しています。
出演の明確な境界線はわかりませんが、全てのテレビに出ないというわけではなく、漫才の仕事としてはテレビに出るものの、ロケやバラエティーなどのテレビ番組には出ない、ということなのかもしれません。
また、鬼越トマホークやニューヨークなどのYouTubeにはゲスト出演しているので、直接の関係性の濃度などもあるかもしれません。
M-1に関連したものでは、スーパーマラドーナのYouTubeチャンネルには、M-1の解説者としてよくゲストに呼ばれています。
【M-1】ゆにばーす川瀬名人とあの激闘を振り返る
ちなみに、ゆにばーすのコンビ結成年は、2013年4月1日です。