個人的に好きな番組やネタ、YouTubeコンテンツなどを、簡単な感想も交えて紹介する記事。今回はオードリーの若林さんと井ノ原さん(イノッチ)がMCのネット配信番組『アップデートストライキ』。
番組の最初のゲストが春日さんとTOKIOの元メンバーの松岡さんで、みんな大体、昭和の終わりに子供時代を過ごした同世代。
当時の思い出や現代とのずれを実感する、中年おじさんの本音を語り合うトークバラエティで、YouTubeに挙がっていたので観たら、だいぶ面白かった。
アップデートストライキ(YouTube特別編集版)│ 時代的に言いにくいおじさん芸能人のリアルな本音 │
確かに、なかなかテレビでは言えないような内容ではあるものの、だからと言って「過激」というのとも違う。
バブルを経験したようなもっと上の世代なら、よりパワフルで「過激」だったかもしれないけれど、MCやゲスト陣がそれよりも少し下の世代ということもあり、気が優しく哀愁もある本音が多い。
ドラゴンボールではベジータよりもラディッツが出てきたときがヤバかったという話や、「ドラクエ2」という比喩、微妙についていけないテクノロジーや流行のアイドル、上の世代と下の世代の板挟みになっている現状など、絶妙な話がゆるゆると展開していく。
おじさんたちが言いたいことも言えない生きづらい社会だ、もっと本音を言っていこう、というコンセプトはあっても、こういった「激しくない角度」というのは珍しい気がする。
そこそこ元気で、でもそこまで元気でもない中年おじさんにおすすめのトーク番組だと思う。
ちなみに、番組の演出は、若林さんと南キャンの山里さんによる『たりないふたり』の制作を行っている安島隆さんが手掛ける。アップデートストライキの最終回のゲストも、山里さんが登場する。
